ハミルSTORY

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ドラマ 真夏のメリークリスマス 7話 マンバ・ガルオ・ハミル

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マンバ,ガルオ

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山姥!
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ギャル男!

 

マンバ「ハミル,聞いて!,私,女優のオーディションに合格したの」

ハミル「マンバ,すごいじゃないか!」

マンバ「しかもハリウッドだよ!」

ハミル「国際派女優か!」

マンバ「私,世界のヤマンバになる!」

ハミル「日本の誇りだ!」

ガルオ「日本の恥だろ!」

マンバ・ハミル「ガルオ,なに言ってるんだ!」

ガルオ「そんなメイクで海外に出ていくんじゃねーよ!」

マンバ「ガルオだって,ギャル男じゃないのよ!」

ガルオ「そう,俺はこの姿で苦労してきた,チャラい,チャラいと言われ,本当の俺はクソ真面目なのに!」

ハミル「ガルオ・・・大変だったな」

マンバ「やめればいいだけでしょ!」

ガルオ「やめれたらそうするさ!ううっ,俺はギャル中毒・・・医者にも診断された」

マンバ「どこのバカ医者よ!」

ハミル「ギャル中毒」

ガルオ「こんな姿だから,就職もままならず,いい年して,悪さして小銭稼ぎが関の山さ」

マンバ「まともに働きなさいよ」

ガルオ「あゝ,わかってるさ,でも俺みたいなチンピラギャル風情を雇ってくれるところなんて」

ハミル「・・・」

ガルオ「しかも悪さすると捕まるのは,いつも俺たち末端の人間ばかりなんだ」

マンバ「大元を捕まえないと悪さなんて無くならないじゃない!」

ハミル「・・・」

ガルオ「そうだ,なぜか捕まえないんだ,大きな組織だからな,1番大元は」

マンバ「できないんじゃなくて,やらないんでしょ」

ガルオ「あゝだろうな,いつも捕まえるのは実行役だけだからな,末端だけ捕まえて仕事してますアピールだ」

マンバ「本当はその手の犯罪はなくせるんでしょ」

ガルオ「あゝ,大元の組織だけ潰していけばすぐ終わる」

ハミル「・・・」

マンバ「大元の組織って」

ガルオ「そんなの決まってるだろう」

マンバ「潰せないの?」

ガルオ「オトモダチ」


ハミル「なあ」

マンバ・ガルオ「ハミル」

ハミル「その話だと一生なくならないよな,人を食い物にする犯罪は」

マンバ・ガルオ「そうだね」

ハミル「潰せないんだろう」

マンバ・ガルオ「今のところはね」

ハミル「でも潰しても同じことだからな」

マンバ・ガルオ「?」

ハミル「ホラ,恨みや憎しみが増すだけだから」

マンバ・ガルオ「まあ,そうだけど」

ハミル「いい組織に変えればいいんだよ」

マンバ・ガルオ「いい組織・・・」

ハミル「ガルオが言ってたみたいに,世の中に受け入れてもらえないと悪事するだろ,生きていかないといけないし」

ガルオ「そりゃそうだろ」


ハミル「犯罪って,なくせるんじゃないか!」

マンバ「ハミル,なに言ってるの?」

ハミル「いいこと思いついた!」

 

 

ガルオ「ルイコ!」

マンバ「タケ一!」

 

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TO BE CONTINUED

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