

I want you to have it all
「はい!わかりました。宜しくお願いします」
「違う!馬花野郎!!宜しくお願い致します!!」
「よ、よろしくおねがいいたします」

あの雨の日
ハミルはナオトの元を離れて、家も捨てて、
アロヤの弟子となった
アロヤは一旦帰宅して、使用する事なくなったスーツを剥き出しのまま抱えてきた
クマはスーツを着衣して正装という名のストレッチにより大胸筋が伸び、僅かながら胸が空を見上げていた

「いいか!クマ!お前はなんだ!」
「俺は、俺は、、俺だ!!」
いいか、ハミル

「認められたいか、熊野郎!!」
「はい!御承認頂きたく存じます」
「ならば何が必要か!力か暴力か威圧か!」
「いえ。礼式、風儀、温厚篤実、心に銘しております!」
「お前はハンディを背負っている。熊は恐ろしいんだ。存在が認められたければ、ま
ずは礼を身につけろ」
「はい!」
「礼!」
45度の角度で腰を折るハミル
もっと深くと、尻を蹴飛ばすアロヤ
アロヤの厳しい教育指導理不尽シゴキが続く
怒号が響き渡る
堪える漢

悪いな、いや、悪くない、頼むよ
馬花熊花美留
なあ、お願いだ
汚い、臭い、不潔、気持ち悪
糞花美留
全てを手にして欲しい
喋る熊キモ、うげ、Hとか顔に入ってるし、ヤバ、一丁前に涙なんか流しちまって、
お前には、な、涙なんか20年早いんだよ
必要なんだ分かるか
もうやった
一番難しい

殴る痛みは覚えたか
馬花、阿呆、糞ったれ、死ね、お前は駄目熊
弱虫、泣虫、ズルい奴、嘘つき、存在価値0
馬花、阿呆、糞ったれ、死ね、お前は駄目熊

トシミを傷つけたろ
痛かったか
なら、さ
もう、決めてる、始めてる
ソコから行こう
アロヤは、花美留を崖から突き落とした
転がる熊
あー桃の花がキレイだな

やり返せ
背中が隙だらけだ

やっちまえ
all done
ヘイ、one day
you

have it all